中小企業診断士 - 企業戦略1

※本記事は勉強時のメモ書きです。間違った解釈・記載のあった場合はご指摘いただけると助かります。後ほど綺麗にまとめる…かも知れません。

過去問完全マスターを使用して勉強中。

ドメイン

枠組みみたいなイメージ。企業とはどうあるべきか。この事業はどうあるべきか。

企業ドメイン

企業のアイデンティティを定めるもの。現在の姿を定義して、将来の企業のあるべき姿を提示する。どの分野に注力するか、そしてどの分野に注力しないかを定義する。下の事業ドメインの関連性なんかも定義されている。(どの分野に注力するか、だから当たり前か)

事業ドメイン

その事業に対してどのような戦略を採用して勝負していくかを決める。

エーベルの三次元

ドメインを決定する基準。顧客層(対象の顧客)、顧客機能(顧客ニーズ)、技術(ニーズを満たす技術)の3つを考慮してドメインを決定すべき。

例えば鉄道事業を営む企業の場合、自身のドメインを「輸送サービス」と定義したとすれば、それは顧客にどんなサービスを提供しているか、すなわち顧客のどのニーズに応えているかということなので「顧客機能」の観点からドメインを定義していることになる。
一方で「鉄道」と定義したとすれば、それは鉄道という技術を提供していると言う点で、「技術」の観点からドメインを定義していることになる。

ちなみに、提供する機能(サービス)に着目したドメインの定義を「機能的定義」、提供しているモノに着目したドメインの定義を「物理的定義」と言う。(じゃあサービス業はどうなんだ?)

ドメインを再定義することは有用。別の切り口から事業を見つめ直すことによって不足点が見えてくるかもしれないから。

以上